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認証保育園は認可園よりも劣る?実際に認証保育園に通ってわかったこと

2019/03/03
 
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働くママなら「子どもをどうにかしていい保育園にいれて社会に復帰したい」と思うことでしょう。

しかし待機児童や保育士不足が叫ばれる現代。正社員夫婦でも認可保育園に落ちてしまうことも数なくはありません。

そんな中、認可保育園に落ちてしまっても働くママの支援として運営している保育施設が「認証保育園」

しかし認証保育園は、「認可に落ちるためのはけ口」「認可に落ちたから仕方なく」と思われることも多く、保育内容も認可よりも劣るというイメージが残ります。

本当に認証保育園は認可保育園より劣るのでしょうか。

 

今回は、実際に認証保育園と認可保育園の2種類を経験した筆者目線になりますが、認証保育園のメリットや預けて良かったと思うところをお話したいと思います。

 

はじめに~我が家は認可と認証を経験しました~

認証保育園とは?

認証保育園とは、認可外保育園の一種ですが、国が定める保育施設(広さや保育士の人数等)には基準を満たしていないが、各自治体が設けている基準をクリアしている保育園のことを指します。

 

限りなく認可に近い認可外保育園とお考えいただくことが一番ピンッと来るかもしれません。

 

認証保育園・・・こちらの呼び方は東京都の呼び方です。

神奈川県横浜市では、「横浜保育室」、川崎市では「川崎認定保育園」などと自治体によって呼び名が違いますが、全て同じ意味合いを表します。

また、自治体によっては一括して「認可外保育園」とし、一定の基準を満たした園の場合のみ別途補助金を制度として設けているところもあります。

 

国が定める認可園は基準がはやり厳しく、

  • 定員(園児)は60名以上
  • 保育士1人あたりの園児数は、0歳=3人まで、1,2歳=6人まで、3歳=20人まで、4歳以降=30人まで
  • 乳児用の室内は1人あたり3.3m2以上
  • 屋外遊戯場は2歳以上1人あたり3.3m2以上
  • 給食は自園で調理または委託業務(毎日の自宅からのお弁当は不可)

などの基準を満たさなければ認可園として運営することはできません。

この基準を全てクリアしようとすると、最低200平米以上で屋外遊戯場もあり、人員確保、給食室も設置。。。とある企業が「よし、認可保育園を開園しよう」と思い立ってすぐにできるものではありません。

特に都内や首都圏駅前等になると場所もないのでいきなり駅前に増設は厳しいですね。

 

その基準を少しでも軽減し、「認可園ほどの広さや規模はなくても立派な保育園」として運営されているのが「認証保育園」なんですね。

認証保育園の基準は各自治体によって違いますが、都心や横浜市内駅前など人が集まる地域で、ビルやマンションの一角を借り上げて運営されている場合が多数あります。

 

認証保育園と認可園の経験履歴

我が家は横浜市の保育園激戦区と呼ばれる場所で育児中、現在3人の子どもがいます。

一番上の長男は0歳クラスと1歳クラスは認証保育園で、2歳クラスから認可園になりました。(現在は小学1年生です)

真ん中の娘は既に上の子が保育園児だったので、横浜市の兄弟児特典(加点)で0歳から同じ認可園。その後3歳の年少になったタイミングで延長保育が充実した幼稚園へ転園。

3人目は2019年誕生でまだ保育園に通っていませんが、来期の0歳クラスから認証保育園を1本単願で妊娠中より申込をしています。(一番上の子でお世話になったところです)

一番下は認可園には行かせずこのままギリギリ年齢の2歳クラスまで認証保育園にし、年少の年齢になったら真ん中と同じ幼稚園で延長保育を利用しようと思います。

 

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認可保育園よりも認証保育園が良かった理由

実際上の子たちを両方通わせてみて、一番下(3人目)は認証保育園にしようと思った理由はいくつかあります。

認証保育園は、保育園独自のルールや金額があるので、一概にとは言えませんが、参考になれば幸いです。

 

認証保育園の方が認可よりも安かった

 

認証保育園とはいえども、自治体の基準はクリアしており補助金制度が整っております。

私は横浜市ですので、認証=横浜保育室ですね。

1人目を認証に通わした理由は、単純に認可と併願をしており認可保育園が落ちたから。

とりあえず育休復帰はしなくては生活が出来なかったので、認証でも預かってくれるだけOKという気持ちで入園しました。

一人目の子で、保育園事情は全く知らない状態でしたので、やはり認可でないところに預けることは不安たっぷりでしたね。

 

横浜市では、保育料がラダー制になっており、前年度の住民税によって保育料が決められる仕組みとなっています。(恐らくほとんどの自治体がそうだと思います)

横浜市では27階級(D1~D27)に分けられており、私の家庭はD11と真ん中あたりの超平均的な階級です。

 

D11の3歳未満の保育料は約4万円です。(その年で見直しが入ります)

 

横浜保育室は、横浜市が決めた上限額はあるものの独自で保育料が決められています。

3歳未満の上限が58,100円で、わたしが通っていた保育室の料金がマックスの58,100円でした。

その金額からD11区分への補助金2万円が差し引かれます。(補助金は階級によって変わり、兄弟割引も実施されます)

ですので、認証時代の保育料は58,100円-2万円=38,100円。

現在の横浜市認可保育園の利用料は、3歳未満D11で41,500円。

 

認証保育園のほうが利用料だけ3,400円も安かったんです!年間4万円はかなり大きな差になりますね。

これには本当に意外で、0歳1歳と認可に落ちて認証でお世話になり、2歳クラスで認可に入ったときは、「保育料高っ!!!」と思いました。

 

更に認可だと、保育料の他に18時半以降(認可は国で原則保育時間は18時半まで、それ以降は保育園との直接契約となります)の延長代が加算されますが、

認証の場合、19時までの運営でしたので19時までなら延長料金はかかりませんでした。

友達が通っていた認証保育園では、20時まで保育してくれ、開園時間内であれば延長料などはかからなかったそうです。

 

独自サービスが嬉しい

 

認可の場合、国の管理もあるので、紙おむつの利用や粉ミルクなど結構厳しく設定されています。

本当に厳しいところはメーカーまでも指定・・・

真ん中の娘が0歳から通っていた認可園は、紙おむつはGenki!、粉ミルクも指定メーカーのもので、「入園までに粉ミルクや哺乳瓶、紙おむつを園指定のもので慣らせてください」と指示がありました。

まず哺乳瓶を受け付けなかった真ん中の娘は、なかなか保育園で長時間保育ができず、1ヶ月以上はならし保育で仕事に行けなかったことを覚えています。

 

一番上の長男が認証だったときは、紙おむつは持参でしたが、家では布おむつで過ごしているということを伝えると、布おむつ育児を行ってくれました。

哺乳瓶は使えましたが、粉ミルクの味がダメだった長男。毎日母乳を冷凍して持っていくと園で解凍して飲ませてくれていました。

今では衛生上の理由(粉ミルクアレルギーなど)でよほどの理由がない限り冷凍母乳は受け付けていないみたいですが、当時はかなり助かったことを覚えています。

 

認可園の場合、タイムカードで1分単位で管理されており、規定時間を1秒でも過ぎると延長料金が加算されていましたが、認証の場合は、タイムカードはあったものの、電車遅延や仕事トラブルで遅れた場合でも最後まで子どもを見てくれていました。(もちろん毎日だと保育園も困ってしまいますが・・・)

 

このあたりの融通の良さはやはり無認可の強みです。

 

体温が高いときも融通を利かせてくれた認証保育園

 

認可保育園では、「37.5度以上の発熱があると預かり不可」とあり、保育園ママたちの間では「37.5の壁」なんて呼んでいたりしました。

 

この発熱の壁、結構やっかいで・・・

比較的体温が高い子どもは37.5度なんてあっという間に出します。

送迎の車が暑かった、少し厚着しすぎた、来る直前に号泣したなどが理由で体温がグッと上昇・・・

その一瞬の体温上昇で預かってもらえず、休んで家で見ていると何事もなくケロリなんて日は0歳1歳には茶飯事でした。

 

しかも体温は人によって違います。

平熱が36.5度の子が37.5度出るのと、普段から37度前後の平熱の子が37.5度出るのでは全然違います。

 

真ん中の子と一番下は平熱は36.5~6だったのですが、一番上は小学生になった今でも平熱が高く、保育園時代は37.5度なんてほぼ毎日でした。

認証保育園は、それも理解した上で「ちょっと様子見てみますね」から始まり、「大丈夫ですね。○○君は体温高いんで臨機応変に対応します」と言ってくれました。

その後、2歳で認可園に移ると、朝の検温で「37.5度あるので今日はご帰宅してもらえますか?」と言われました・・・

さすがに数日同じことが続いたので、病院で何も病気でないことを証明し、園長先生に「うちの子は少し泣くだけで37度後半になったりします。融通聞かせていただけますか?」と相談したこともあります。

最初はしぶしぶでしたが、年少の3歳児クラスになれば身体も丈夫になったので、顔や目が赤いとか涙目になっているとかなければ少し体温が高くても何も言われなくなりました。

 

最初は、「2歳まで慣れた認証にしとけば良かったかな」と思ったこともあるほど、37.5度の壁には相当ぶつかりましたね。

 

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園によって違うが、必ずしも認証<<<認可ではない

 

「認可はダメ、認証がいい!」という印象になりがちな記事になりましたが、もちろん設備や保育士の質、保育内容はもちろん認可の方が良かったです。

基準があるので広いし、栄養士さんはいるから食事の相談もしやすい、広い園庭に整備された遊具、ホールでの遊戯活動・・・

 

でも、まだ小さい乳幼児期。

小規模で目の行き届きやすい環境で預けてもいいなと思った事実もあります。

もちろん認証保育園なので、国の目がない分、中身をはっきりさせないと大問題が起きるリスクは認可より高くなりますが、

見学して信頼できたところなら、認可にこだわらず認証という選択も視野に広げて探してみてもいいかもしれません。

 

過去2人を育てた結果から、3人目は認証へ・・・

認証保育園は2歳クラスまでが大半ですので、3歳クラス(年少)になれば園長利用可能の幼稚園で幼児教育を受けさせてあげたいなと計画中です。

 

 

 

 

 

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