ママでもできる株式投資方法を紹介!リスクを減らして資産運用

今や普通預金の金利0.001%ほど。
しばらく使う予定のないお金を普通預金に眠らせていても金利で増やすことは期待できません。
むしろ近い将来、銀行に預けているだけで手数料がかかるようになってしまう可能性も・・・
現代の日本政府は国民に投資をしてもらうよう推奨しており、様々な税金対策ができるプランも増えてきております。
しかし投資というとやはり損したりリスクが高いイメージがあり、今まで投資に触れたことのない方にとってハードルは高く感じるでしょう。
今回は、投資の中でもメジャー商品である株式投資を行うにあたって、少しでもリスク回避して効率よく資産運用ができる方法を紹介します。
Contents
株式投資で資産運用するには?
株式投資とは、企業の株式を購入すること
株式投資とは、上場している企業の株を購入し株主になったり、売買して差額を利益とし運用する投資方法です。
株式とは、企業が会社として運営していくにあたって多額の資金を集める一種の方法であり、毎日価格が上がったり下がったりするものになります。
株を購入し会社の株主になることで、あなたは購入した会社の運営者の1人という扱いとなります。
運営者ですので、株主総会に参加して企業に意見を言ったり、多くの利益が出た際は配当金という形で利益の一部分をもらうことができるのです。
株式投資で資産運用する方法
株式投資では2種類の資産運用方法があります。
1つ目は、前項でもチラッとお話に出た配当金です。
国内企業の平均配当金は約2%前後。株価が1,000円の株式を100株購入で10万円の投資になりますが、1年間持ち続けると配当金が毎年2,000円もらえるイメージとなります。
配当金は企業によってまちまちで、配当利回りが5%を超える企業もあれば全く配当金を出さない(無配)の企業も。
また、配当金以外にも「うちの会社の株主になってくれてありがとう!是非うちのサービスを利用してほしい」というプレゼント的な意味で、株主優待を充実している企業もあります。
株主優待は、お得に外食ができたり、中にはスーパーでの買い物時に割引してもらえるクーポンのようなものを提供している場合も。
こういった株主になり続けることによって、少しずつ資産を上手に増やしていく方法をインカムゲインと言い、高度な投資スキルがなくてもトライしやすい方法になります。
また、インカムゲインとは別物にキャピタルゲインという利益を得る方法があります。
キャピタルゲインは、株式を買ったり売ったりして、差額を利益とする方法です。
値下がりしている株を購入し、値上がりしたところで売却して利益を得る・・・
イメージ的にはチケットの転売のようなものでしょうか。
安く買って高く売るキャピタルゲインは、株式投資の醍醐味であり、億単位を稼ぐ有名トレーダーの方々は、キャピタルゲインを積み上げて多額の資産を構築しているのです。
資産を一気に増やすチャンスが多い投資方法ですが、やはり資金管理する能力や割安の株を探す知識も必要となり、インカムゲインより稼げてもリスクも高いトレード法になります。
株式投資のメリットとデメリット
株式投資のメリットは、効率的に資産を増やせること
株式投資のメリットといえば、効率的に資産を増やせることでしょう。
インカムゲイン目的で配当金を得る場合、銀行の定期預金よりも高い利回りで運用できます。
現在の日本はマイナス金利政策のおかげで、貯蓄型保険もほとんど増えなくなり、定期預金に100万円入れていても金利は年間1,000円しかつきません。
もし、配当利回り3%の株を100万円分購入した際、配当金として毎年30,000円がもらえます。
持っていた株式が思わぬ値上がりしたときは、売却してキャピタルゲインを得る可能性も。
もちろんリスクは付き物ですが、定期預金や貯蓄型保険に比べて効率よく資産を増やせることが最大のメリットです。
株式投資のデメリットは株価下落や倒産のリスク
株式投資のデメリットは、買った株式が購入金額より大幅に値下がりしたり、最悪の場合会社自体がなくなってしまうことです。
よく「倒産すると株は紙切れになる」と言われていますが、会社が倒産すると実際株の価値はなくなるので、そのように言われています。
(実際は上場している会社が明日急に倒産することはまずありません。必ず売却する猶予が与えられます)
どれだけ大手の会社でも不祥事や何か会社にとってあまりよくない情報があると、「やっぱりここの株主になりたくない!」と思う人が多くなり、売り払う人が増えるので株価が下落します。
最近では日産のゴーン元社長が逮捕されたり、アルバイトの不適切動画の投稿などがキッカケで一時的に株価がガクンと大きく下がることがありました。
やはり株価の下落は株式投資において最大のリスクと言えるでしょう。
また、投資した企業があまり利益を得ることができなくなった場合、配当金を減らす(減配)ことや株主優待を廃止してしまうことも。
せっかく株主優待がもらえると思って投資しているのに、優待廃止になるとやはり株は売られ値下がりしてしまいます。
どちらにせよ、多かれ少なかれリスクがあり、最悪の場合増えるどころか投資した金額が少なくなってしまう可能性もあることがデメリットです。
少しでもリスクを減らして株式投資をしよう
多かれ少なかれリスクはありますが、資産運用としてはとっても魅力的な株式投資。
リスクを0にすることはできませんが、できる限り減らす方法はあります。
ではどのようにしてリスクを回避していけばいいのでしょうか?
業績のいい会社に投資をする
株価が下がったり上がったりする要因として、「会社の業績」があります。
会社が儲かれば株価はどんどん上がりますし、赤字を出すほど利益がなければ株価は下落します。
会社の業績を読むには、上場企業が出す報告書を読むことが一番ですが、良く分からない言葉が続くのでなかなか難しいでしょう。
そんなときは、Yahooファイナンスが便利です。
毎年の純利益(会社の利益)などを企業ごとにグラフ化しているので、こういった目で見てすぐわかる情報を頼りに投資する企業を選んでみては如何でしょうか。
配当金がいい&株主優待が魅力的な会社に投資する
何年も前から安定した配当金を出していたり、株主優待を変更せずずっと提供し続けている会社は、投資家に人気ですので株価下落がしにくくなります。
例えば、会社に何も悪いことがなくても、世界経済的に株価全体が下落することはよくあることですが、優待を充実していたり高配当の会社は下落しても「割安だ!」と言って欲しがる投資家が増えるため株価下落に歯止めがかかります。
配当金や株主優待などのインカムゲインを目的としている場合、目先の株価上下にとらわれないで、ゆったりとした気持ちで投資できるメリットも。
しかし、毎年のように優待を変更していたり、配当金が安定しない企業は少し不安ですので、最初の段階では避けたほうがいいかもしれません。
投資する企業を分散しよう
「この会社のサービスが好きだから100万円分投資をしよう!」とすることは最初のうちは危険です。
もしその会社が倒産してしまうと100万円まるまる失ってしまうことになりますので、ハイリスクな投資法になります。
リスクを減らすのであれば、投資する企業を分散させましょう。
例えば100万円が手元にあるとすれば、A社に10万・B社に5万・・・など多くに分けることでリスクも分散させることができます。
まとめ
株式投資は、リスクの高い商品ではありますが今すぐ使わないお金を普通預金に入れていては本当にもったいないです。
少しでも増やすチャンスがあるなら将来に向けて動くことで成績が変わることでしょう。
一番注意したいことは、「やるなら億万長者を目指したい」といってハイリスクな投資にチャレンジすることです。
もちろん可能性は0ではありませんが、個人投資家のほとんどが負けていることは事実。
しかし長期的な目で投資をすると、ほとんどの人がプラスとなっていることも事実です。
短期間で利益をあげようと思わず、株主優待を楽しみながらゆったりとした気持ちで投資を行うことが一番のリスク回避につながります。